森は静かに巡り始めています
冬のあいだ、眠っていた森が
少しずつ目を覚ましはじめました。
枝先に咲く花、差し込む光。
足元では、朽ちた木が静かに分解され、次のいのちへと繋がっています。
終わりは、はじまりへ。
Wasserの森では、すべてが巡っています。
木々の間から見えるこの田園風景は、面替地区の茂木家一族の方々が、無農薬で大切に守り続けている田んぼです。
Wasserの森だけでなく、面替地区、そして豊昇地区の農地が無農薬で営まれているからこそ、この一帯の水や土、空気、そして生きものたちの環境が、豊かに保たれています。
森と田んぼは、分かれているようでいて、ひとつの循環の中にあります。
人の営みもまた、自然の一部。
この場所で起きていることは、静かで、確かな「いのちの巡り」です。
この循環の中に、私たちも生きています。
田んぼは命を受け継ぐ場所
いよいよ、田んぼの準備がスタートしました。
今年も、茂木としみさんが荒起こしをしてくださいました。
昨年、手刈りした稲は冬を越えて田んぼに還り、土の栄養となって、次のいのちを育てる準備をしています。
Wasserの田んぼは、何も無駄にせず、すべてを次へと繋いでいく場所です。
これから、
森で育てた腐葉土、米糠、薪の灰、液肥を加え、
再び土を耕し、
水を張り、
田おこしへと進んでいきます。
ひとつひとつの工程が、自然と人の手によって重なり、今年の実りへと繋がっていきます。
今年の田んぼも、どんな物語を見せてくれるのか、とても楽しみです















